これならできる特選スピーカーユニット2022年版マークオーディオ編
付録は驚異の6㎝フルレンジ、2020年版付録のマークオーディオ製
OM-MF4の振動板をペーパー化。応答性向上、高能率に。
今回の付録は驚異の6㎝フルレンジユニットといわれる2020年版付録の
マークオーディオ製OM-MF4の振動板をペーパー化したバージョンです。
OM-MF4や同ブランドのユニットの多くがメタル振動板を採用しています。
そのなかで本機がペーパー振動板を採用したのはムービングマスをさらに
抑えるためです。数値的にはOM-MF4比20%以上も軽量化され、同ブランドの
設計理念のひとつともいえる速い反応をさらに高めました。それに加え
今回の振動板にはマイカを混抄して物性をコントロール、優れた高域特性も
得ています。このマイカ混抄のペーパー振動板は同ブランドにとって量産
モデル初となるものです。片側4㎜のロングストロークを誇るハイコンプライ
アンス・サスペンション、大型マグネット、扱いやすい8Ω仕様などは
OM-MF4から引き継ぎ、小口径スピーカーの可能性を拡げてくれます。
[主な内容](予定)
●マーク・フェンロン氏に聞くOM-MF4-MICAの全貌
●Dr.スコット氏によるOM-MF4-MICA用エンクロージャー案
●匠がつくる! OM-MF4-MICA用エンクロージャー作例(石田善之氏作、佐藤勇治氏作)
●簡単で音も安心 OM-MF4-MICA用エンクロージャー・キットを聴く
※いずれも予定であり、タイトルおよび内容は変更の可能性があります

ダブルバスレフ方式。初心者にも組み立てやすい。
「これならできる特選スピーカーユニット 2022年版マークオーディオ編」の
付録スピーカーユニットOM-MF4-MICA用に設計したエンクロージャーのキットが
付録になっています。スピーカーユニットにはそれを収めるエンクロージャーが
必要で、その設計も楽しいのですが、いい音を狙うとなると難しいのが実情です。
本付録のエンクロージャーは、オーディオ機器評論やレコーディング、また多くの
自作スピーカーを設計・製作して発表している生形三郎氏が設計したものをキット化。
前年に続いて今回もダブルバスレフという低音の量感や伸びが得られるスピーカー
工作マニア御用達の方式ですが、市販スピーカーには例をみないもの。バスレフの
エンクロージャーを2つつないだような構造ながら生形氏は今回、バスレフのポートを
付けない設計をして、シンプルで初心者の方にも組みやすいキットとなっています。
[主な内容](予定)
●OM-MF4-MICAの音の特徴とエンクロージャー・キットの狙いと設計(生形三郎氏)
●エンクロージャー・キットの組立て方(同上)
●さらにいい音にするために(同上) ほか
※いずれも予定であり、タイトルおよび内容は変更の可能性があります
